巨商伝
メーカー ガマニアデジタルエンターテイメント          発売日 2003.4.25 βテスト開始
ジャンル MMOあきんどRPG(基本料無料)          プラットフォーム PC
シナリオ グラフィック 音楽 システム 満足度 商人なりきり度
1 3 2 3 4 5

総合評価60点 ランク

シナリオ 1点

MMORPGにストーリ性は不要という方もおられるかもしれませんが巨商伝は最低のレベルです。 最近になってようやくストーリー性のあるグジモ一族関連のクエスト、ダンジョンが実装されましたが、あ・く・ま・でそのダンジョンやクエストを設置する理由付けにしかなっておらず、メインのクエストも殆ど理由も無く〜をヌッ頃してこいとかだけ。 また日本・台湾・朝鮮・中国にそれぞれ男女一人の主人公が居て一応キャラ設定はされては、いるがゲーム内ではキャラ設定は1%も活かされてない。 また実際の時代の戦国時代を描いているのにも関わらずその設定も殆ど活かされてはいない。  
グラフィック 3点
グラフィックは2Dでドットキャラの動きも細かい仕草などあったりして可もなく不可もなく。 また戦闘開始すると移行する戦闘フィールドで30分くらい戦い続けると雷が落ちてきたり、雨が降ってきたり殆どの人が体験しないような無駄な演出があることが憎い。

音楽     2点

各国フィールドで流れる音楽が4つ、戦闘中に流れる音楽が1(3)つ、各ダンジョンで流れる音楽が多数とBGM数はやや少なめといったところだろうか。 なによりも戦闘で流れる音楽が少なすぎる、基本1種類で各ダンジョンにはボス級の敵も居るが最初から最後まで9割の敵は全部同じ音楽、これは残念だ。

管理人の好きなBGMトップ5
第一位 シャオリンの庭園バトル(禍々しい強敵と戦う感じが曲からひしひしと伝わってくる、曲調もオリエンタルな感じで良い)
第二位 月奇峰BGM(切ないメロディーが良い)
第三位 黒夜叉商団の野営地BGM(勇ましく歴史を感じる?BGM、オリエンタルな感じかな)
第四位 朝鮮フィールド(実は隠れた名曲かも)
第五位 コジェ海底洞窟(海底の不思議、不気味さをズバリ表していると思う)
システム  3点
戦闘システムはダンジョン等に居る敵シンボルをクリックして戦闘フィールドに突入して戦い、リアルタイムで敵味方が入り乱れて戦う。また回復役や壁役、補助役の配置等に気をつけながら敵を倒していくリアルタイムストラテジー方式である。また、パーティー枠は11枠で、入れれる兵は数十種類と豊富でプレイヤーがどの兵を入れるか自由に決めれるので好きな兵を入れ好きな戦術で戦うといった面白さがある。

戦闘以外にも他ゲーには無い交易というシステムが有り、店で売られている品物を世界各地の店に転売することでその差額を稼げる様になっており実際の貿易商みたいな感じのプレイもOK

また戦闘・交易以外には、商団(ギルド)設立がある。商団は誰でも作れるわけで無く、村にお金を投資し投資比率で1位をキープする必要があり、投資の駆引き等の面白さがある反面 単純なゲームマネーでの比率により商団の設立権限が当たるのでRMT利用者によりバランスが崩れているのが実情かと。

さらにこのゲームの特徴として工場主となりレア武器やレア防具を自分の手で作成出きるのだが、施設はサーバー開始直ぐに全て取られ施設の数が絶対的に足りてなく複数アカウントによる同一人物の多数保持ってなのも有りますので新規組には不利なシステムになっております。
満足度  4点
一生無料のゲームと称し、他のオンラインゲームに先駆けて基本料無料にしアイテム課金性にしたその言葉に偽り無し。 このゲームは本当に無料で最後まで極めることが出来ます。 その理由はやはり、戦闘での強さの比率がキャラ>装備になっているからだと思います。 各国には強力な技を使える二次武将なるものが居てこれをPTに組み込むだけで各地のボスは余裕で倒せる様になってます。

また、有料のアイテムは一部を除きその多数が他の商人から取引が可能となっているのも無料で極めれる一つのポイントとなっております。 無料で短時間にて極めることが可能なので満足度はやや高めの4点をつけさせていただきます。
商人なりきり度 5点
戦闘で敵を倒してドロップアイテムを他のプレイヤーに売りお金を稼いでもいいし、貿易をしてお金を稼いでもいいし、工場などに就職してwアルバイトでお金を稼いでもいいし、まあ、お金の稼ぎ方は沢山あるってことで・・・。  このゲームのキャッチコピーが確か「金ねえやつは、ひとじゃねえ〜」だったはずなのでお金を稼ぐことを一応最終的な目標としゲームでの自分の役割=商人を確立してきましょう。
総評 60点 Cランク
ただ、敵をクリックするだけの戦闘が嫌いな方や、無料でとことん極めたい方にこのゲームは強くお勧めいたします。 ただ、ここが素晴らしいというものが特に無いので飽きっぽい人には駄目なんだろうなあ・・・。見た目も2Dでやっぱり地味に写るだろうしね〜。